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買取レジ比較|オークファンの相場検索との違いと選び方【2026年版】

公開日 / 更新日 2026年8月28日
買取レジ比較|オークファンの相場検索との違いと選び方【2026年版】

「買取価格はオークファンで落札相場を見て決めている。レジは普通のPOSレジ(あるいは電卓と手書き)」——

買取・リサイクルショップでいちばん多い組み合わせです。

ただ、この形だと買取のたびに同じ内容を3回書くことになります。相場を調べ、レジを打ち、古物台帳に書く。さらに在庫表と会計が別にある店なら5回です。

図2:買取1件あたりの入力回数。バラバラだと同じ内容を5回書くことになる
図2:買取1件あたりの入力回数。バラバラだと同じ内容を5回書くことになる

この記事では、相場検索ツール(オークファンなど)/普通のレジ(POSレジ)/買取POS の3つが、それぞれ何を担当していて何を担当していないのかを比較表で整理します。そのうえで、買取レジを選ぶときの基準と、主要な買取POSの料金比較をまとめます。

この記事の見方

掲載内容は各社公式サイトに記載されていた内容で、2026年8月27日に確認したものです。料金・機能は変更されるため、最終確認は必ず各社の公式サイトでお願いします。「記載なし」は「機能が無い」という意味ではなく、公式サイト上で確認できなかった、という意味です。


まず整理:3つは役割が違う

図1:相場検索ツール・汎用POSレジ・買取POSは、担当する範囲が違う
図1:相場検索ツール・汎用POSレジ・買取POSは、担当する範囲が違う

「買取レジ」という言葉で探すと、まったく性格の違うものが並んで出てきます。まず役割で分けます。

  • 相場検索ツールは「いくらで売れるか」だけを担当します。買取の記録は残りません。
  • 汎用POSレジは「売る」ためのもの。買取店で使うと、買取の記録がレジの外にあふれます。
  • 買取POSだけが、買取金額・本人確認・古物台帳・1点在庫・粗利まで1本で持ちます。

ポイントは真ん中の列です。普通のPOSレジは「売る」ためにできています。買取店は「買う」から始まり、在庫が1点ものなので、汎用レジをそのまま使うと買取の記録がレジの外にあふれます。あふれた分が、手書きの台帳とエクセルの在庫表になります。


オークファンでできること・できないこと

オークファンは、ヤフオク!などの落札相場を調べるサービスです。買取店・せどりの現場で広く使われています。公式サイトの会員プラン比較には次のように記載があります(2026年8月27日確認)。

一般会員 プレミアム会員
料金 無料 月額 2,200円(税込)
落札相場検索 過去6ヶ月分 過去10年分
期間おまとめ検索 月3回まで 月1,200回まで(継続年数に応じ最大1,500回)
検索アラート 月6回まで 無制限
入札予約ツール 月3回まで 無制限
マイブックマーク 30件まで 無制限
広告非表示 なし 検索結果・商品詳細で対応
利益計算ツール・売上集計 — プレミアムのみ

強いのは「いくらで売れるか」の判断材料です。ここは買取POSの相場機能より深い場合が多く、実際「相場はオークファン、記録は別」で使い分けている店は珍しくありません。

一方で、買取そのものの記録は守備範囲外です。オークファンで相場を見ても、

  • 誰から買ったか(氏名・住所・確認した本人確認書類)
  • 何を買ったか(品目・特徴・数量・代価)
  • それが今どこにあるか(在庫)
  • いくらで売れて、いくら儲かったか(粗利)

は残りません。古物営業法で義務づけられている古物台帳は、相場検索ツールでは1行も埋まりません。

古物台帳そのものの書き方は「古物台帳とは?記載事項・書き方・保存期間」で解説しています。

「オークファンの代わり」を探している場合

「相場も台帳も1本にしたい」という意味なら、探すべきは相場ツールの代替ではなく買取POS側で相場が見られる製品です。たとえばタロスPOSは公式サイトに「買取時に自店舗・他店舗の『相場』がPOSの画面上で確認できます」と記載しています。

ただし、外部の落札相場の深さ(何年分たどれるか、どのモールを見るか)は、オークファンのような専業サービスに分があります。「相場=オークファン/記録=買取POS」の併用が、現実的には最も無理がありません。


買取レジ(買取POS)比較表【料金】

買取に対応したシステムのうち、公式サイトで料金を公開しているものを並べます(2026年8月27日に各社公式サイトで確認)。

製品名 提供会社 月額(公式表記) 課金の単位 初期費用 古物台帳の明記
S-Buddy 株式会社グロウデイズ リリース記念 ¥9,800(税抜・税込¥10,780)/24ヶ月・25ヶ月目以降 ¥12,000(税抜) 同時に使う台数(2台込み・3台目から+¥5,000/台) 0円 あり
RECORE 株式会社RECORE スタンダード ¥22,000/買取プラン ¥16,500(いずれも税別・1アカウント目) アカウント単位(2アカウント目以降は半額=¥11,000/¥8,250) 記載なし あり
タロスPOS 株式会社タロスシステムズ POS標準基本機能(親機)¥19,800(税込)/子機増設 ¥8,800〜/本部システム ¥15,180〜/EC連動 ¥5,500(1サイト) 親機・子機(台数) 「別途発生いたします」(金額の記載なし) あり(デジタル台帳オプション)
買取蔵人 R2システム ¥18,000(税別) 記載なし 「別途お見積り」 記載なし
MOOV 株式会社コモンプロダクツ ライト ¥15,000〜/スタンダード ¥27,000〜/フル ¥57,000〜(税別・1台) 台数 「別途初期費用、ハードウェア費用が必要」 記載なし
スマレジ+買取オプション スマレジ/ユーショップデジタルリンク 買取オプション ¥13,200(税込・15日間無料お試しあり)+スマレジ本体の料金 アプリ+本体プラン 本体は要問い合わせ あり(買取オプション側)
リユースシステム 株式会社リユース 商材単独プラン:宝石 ¥22,000/宝石以外 各 ¥11,000(税込・月) 商材ごと 記載なし 記載なし

料金非公開(要問い合わせ)の製品として、ORANGE POS(エスキュービズム)、受託開発型のリユースシステム(クロト)などがあります。

表で最も差が出るのは「課金の単位」です。月額だけを並べると近く見えても、アカウントごと・台ごとに加算される製品では、スタッフや端末が増えた瞬間に金額が変わります。自分の店の使い方(何台を同時に開くか/何人が触るか)を決めてから合計を出してください。

各製品の機能・特徴を1つずつ見たい方は「リユース・買取店向け業務システム/POSレジ 比較10選」に詳しくまとめています。


買取レジを選ぶときの4つの基準

1. 月額だけを見ない。「課金の単位」で合計を出す

図3:同じ月額でも「アカウント数で決まる」製品と「同時に使う台数で決まる」製品がある
図3:同じ月額でも「アカウント数で決まる」製品と「同時に使う台数で決まる」製品がある

上の表のとおり、アカウント単位の製品と台数単位の製品があります。たとえばRECOREは2アカウント目以降が半額になる仕組み、MOOVは1台ごとの料金、S-Buddyは同時に使う台数で決まり2台まで込みです。

「スタッフが5人いる」ことより、「同時に何台を開くか/何アカウント発行するか」で金額が決まる製品が多い、と覚えておくと比較を間違えません。

2. 古物台帳が「自動でできる」か

買取店にとって古物台帳はやらない選択肢が無い業務です。ここが自動化されないと、レジを入れても手書き台帳が残ります。比較表のとおり、買取機能があっても公式サイトに古物台帳の記載が無い製品もあります。問い合わせ時に必ず聞いてください。

3. 1点ものを1点ずつ持てるか

「同じ型番でも、状態が違えば別物」として扱えるか。ここが数量管理のままだと、在庫金額も粗利も合いません。

4. 会計・税理士提出まで届くか

月末がいちばんしんどい、というのが買取店の本音です。売上と仕入がそのまま会計ソフトに出せるかどうかで、経理の手間は変わります。


ケース別・現実的な組み合わせ

1人〜2人の店/まだ手書き台帳

→ 相場はオークファン(無料またはプレミアム月2,200円税込)、記録は買取POS。まず「二重入力をなくす」だけで1日30分〜1時間は変わります。

すでにスマレジなど汎用レジを使っている

→ 買取オプションの追加で足りるかを先に確認。足りなければ買取POSへ。

複数店舗・EC併売もしている

→ 店舗間移動とモール連携の有無で絞り込み。タロスPOSのEC連動(1サイト¥5,500・税込)のように、連携は別料金のことが多い点に注意してください。


S-Buddy(エスバディ)という選択肢

S-Buddy は、買取店の1日の流れをそのまま1本にしたクラウド業務システムです。開発元の株式会社グロウデイズは実際にリユース店「R-BoX」を運営しており、自分たちが毎日使うために作ったものを製品化しています。

  • 買取受付から古物台帳まで、入力は1回だけ — 受付で入れた内容が台帳・在庫・会計に流れます。警察提出用のCSV出力にも対応。
  • 免許証OCR — 撮影するだけで氏名・住所・生年月日を読み取り、手入力を減らします。
  • 1点ずつの在庫管理と滞留の可視化 — 同じ型番でも状態が違えば別物。いつから売れ残っているかが見えます。
  • 販売POSと会計CSV出力 — インボイス対応の販売、現金出納・釣り銭管理、弥生会計へのCSV、税理士提出データまで。

画面

買取受付:品物と金額を入れるだけ
買取受付:品物と金額を入れるだけ
免許証OCR:撮影すると氏名・住所・生年月日を読み取ります
免許証OCR:撮影すると氏名・住所・生年月日を読み取ります
古物台帳:自動記載。警察提出用CSV・弥生会計CSVも出せます
古物台帳:自動記載。警察提出用CSV・弥生会計CSVも出せます
在庫:1点ごとに状態と売価を持ちます
在庫:1点ごとに状態と売価を持ちます

※実際の画面とは異なる場合があります。

料金は「人数」ではなく「同時に使う台数」で決まります

  • リリース記念 月額 ¥9,800(税抜・税込 ¥10,780)。登録から24ヶ月間ずっとこの価格で、25ヶ月目以降は通常の ¥12,000(税抜)です。
  • 初期費用0円・加盟金/ロイヤリティなし・縛りなし・7日間の無料トライアル。
  • 同時2台まで込み(レジ画面もふくめて2台)。スタッフが5人いても、同時に開くのが事務所のパソコンと店頭のiPadの2台なら追加料金はかかりません。3台目から +¥5,000/月・1台(税抜)、店舗の追加は +¥9,800/月・1店舗(税抜)です。

相場の調べ方はこれまで通り(オークファンでも、自社の販売実績でも)で構いません。その先の「記録が残らない」を埋めるのがS-Buddyです。


よくある質問

Q. オークファンをやめる必要はありますか?

いいえ。相場の判断材料としては引き続き有効です。S-Buddyは買取以降の記録側を担当するので、併用して問題ありません。

Q. 普通のPOSレジに買取機能を足すのと、買取POSを入れるのはどちらがいいですか?

すでに汎用レジで販売が回っていて、買取が少量ならオプション追加が現実的です。買取が主力で、台帳・1点在庫・粗利まで見たいなら買取POSのほうが素直です。

Q. スタッフが増えたら料金は上がりますか?

S-Buddyの場合は上がりません。人数ではなく同時に開く台数で決まるためです。アカウント単位で課金する製品では、人数分そのまま増えることがあるので、比較時に必ず確認してください。

Q. 1店舗だけでも導入できますか?

できます。S-Buddyは1店舗・同時2台が基本構成です。

Q. 手書きの古物台帳から乗り換えられますか?

できます。過去分をさかのぼって入力し直す必要はなく、切り替え日以降を新しい方法で運用する形が一般的です。保存義務のある期間は、これまでの台帳を保管しておいてください。


まとめ

  • オークファンは「いくらで売れるか」、買取POSは「誰から何をいくらで買って、今どこにあるか」。役割が違うので、どちらかがどちらかの代わりにはなりません。
  • 汎用のPOSレジは「売る」ためのもの。買取店で使うと、買取の記録が台帳とエクセルにあふれます。
  • 買取レジを選ぶときは、月額×課金の単位(アカウント/台数)/古物台帳の自動化/1点管理/会計出力の4点で比べてください。

S-Buddyはリリース記念 月額 ¥9,800(税抜)・24ヶ月、初期費用0円・7日間の無料トライアルで試せます。まずは自分の店の買取1件を入れてみて、台帳と在庫が同時にできるかを確かめてみてください。

※本記事の他社情報は、2026年8月27日時点で各社公式サイトに掲載されていた内容をまとめたものです。最新の料金・機能は各社公式サイトをご確認ください。記載内容に誤りがある場合はお問い合わせフォームよりご指摘いただけますと幸いです。

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